ロシア国立ペルミバレエ学校 日本校

カリキュラム

バレエ指導のための
専門的カリキュラム

バレエ教師に求められる「教授法・知識・経験」を相互的に高めることのできる場所、それがロシア国立ペルミバレエ学校日本校です。
バレエに情熱を燃やす生徒たちに正しいことを教え、成長を後押ししてあげたい!その願いの実現をお手伝いするために、バレエ指導に特化した専門的 的カリキュラムを展開しています。これから指導活動を始める方はもちろん、既に指導を開始されている方にとっても、新たなバレエの発見となる授業が揃っています。
長い歴史をもつバレエは、総合舞台芸術であり、独自の身体技法につながる幅広い科目と繋がっています。
ロシア国立ペルミバレエ学校日本校では、バレエをより深く理解するために、日本人講師による多様な科目を展開しています。

日本校での学び

日本校での学び

本学では、ワガノワ・アグリッピナが遺したワガノワバレエ教授法の伝統を継承しているロシア連邦国立ペルミバレエ学校の教師から、正統な教授法理論と実技を学ぶことができます。
学年ことに綿密に組み立てられたカリキュラムは、生徒の発育や発達を十分考慮した段階的指導法となっており、あらゆる生徒を対象に活用することができます。また、カリキュラムに精通したピアニスト付きの授業によって、一つ一つの動作指導に適したテンポや選曲についても同時に学ぶことができます。

ロシアのバレエ学校では、クラシックバレエに加えて、キャラクターダンス、ヒストリカルダンスを総合的に教えることで、様々な作品を表現豊かに踊ることのできるダンサーを養成しています。
キャラクターダンスやヒストリカルダンスは、古典バレエ作品を踊る上で欠かすことのできないダンスですが、日本では重要性が広く認知されておらず、指導を行うことのできるバレエ教師は極めて少ない現状があります。
本学のキャラクターダンス、ヒストリカルダンスの実技授業では、ロシア文化省において指導的立湯にある教師から、直接指導を受けることができます。

必修科目

クラシックバレエ教授法

ワガノワ・アグリッピナが確立した教授法は、10〜18歳までの全8学年で習得すべき舞踊技法の指導法が明確に規定されています。
バレエにおける基本姿勢、頭部と四肢の協調、調和のある身体の動かし方は、正しい順序と方法によって訓練してこそ、高度な回転、跳躍技など超絶技法の習得に繋がります。バレエ教師が教授法を正確に学ぶことは、バレエダンサーを成長させる上で最も重要なことであり、生徒の将来を左右するものです。

基礎学年コース
第1学年〜第3学年のバレエ教授法理綸・実践
全学年コース
第1学年〜第8学年のバレエ教授法理綸・実践

キャラクター

キャラクターダンスは、ロシア、ポーランド、イタリア、スペイン等の民族舞踊です。全幕バレエ作品では、舞台となる国の民族性、演劇的役割、そしてダンサーが多様な感情を表現するために、重要な舞踊として位置付けられています。バしエ教師がキャラクターダンスを学ぶことは、生徒の芸術性や演技性を高め、バレエダンサーとしての奥行きを広げる教育に繋がります。

基礎学年コース
なし
全学年コース
第4学年〜第8学年のキャラクター教授法実践

ヒストリカル

ヒストリカルダンスとはヨーロッパの諸民族の風俗、民俗、文化、習慣を背景に培われてきた舞踊であり、歴史的舞踊、宮廷舞踊とも言われます。クラシックバレエにおけるステップや礼儀作法の基礎となっていることからバレエ指導する上で、ヒストリカルダンスを理解することは不可欠です。

基礎学年コース
第1学年〜第3、7学年のヒストリカル教授法実践
全学年コース
第1学年〜第3、7学年のヒストリカル教授法実践

選択科目選択科目は日本人講師による授業です

バレエ指導に関する知識

ロシアバレエ史
バレエ史は、宮廷バレエ、ロマンティックバレエ、ロシアバレエ、ジョージ・バランシンの抽象バレエ等に焦点をあて、バレエの歴史概要を理解する科目です。
バレエ史
誕生から宮廷バレエ、ロマン派、近代に焦点をあて、バレエの歴史を映像を交えて概観します。
バレエ解剖動作
バレエ解剖動作では、バレエ特有の動作を理解するための基礎となる解剖学と動作学の基礎知識を学びます。また、怪我の発生原因、予防方法の知識、応急処置の実習を行います。
生徒の動きを客観的に評価し、動きの誤りが生じる原因の特定、および修正指導、怪我をしない体の使い方を指導するために役立つ内容です。
バレエ動作生理
バレエ動作生理では、バレエ解剖動作の知識をもとに、バレエ特有の姿勢や動作のメカニズムを埋解し、バレエ動作を深く理解します。
生徒の動きを客観的に評価し、動きの誤りが生じる原因の特定、および修正指導、怪我をしない体の使い方を指導するために役立つ内容です。
フランス語
バレエ用語のフランス語を言葉の深みから理解します。
プロデュース論
クラシックバレエはヨーロッパの歌劇場・宮廷で生まれ育った総合舞台芸術です。本授業では、クラシックバレエを形成する劇場(舞台)の形式や舞台装置、衣装、照明、音響など、舞台制作の側面から解説します。さらにバレエ公演、発表会などの制作業務のプロセスを主にマネージメントから考察します。

実習

コンテンポラリーダンス/ボディコンディショニング
実習では、コンテンポラリーダンスやボディコンディショニング等、バレエとは異なる体の使い方、怪我を防ぐためのトレーニンク方法について学びます。

ロシア国立ペルミバレエ学校 日本校について
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